強度や着け心地にこだわるなら鍛造製法がオススメ!鍛造製法の魅力♡
結婚指輪にこだわるポイントはどこですか?ブランド?デザイン?品質?強度や着け心地、アフターサービス…もちろんすべて満たしている結婚指輪を選びたいですよね♡
ただたくさんあるこだわりポイントの中でも優先順位をつけた際に上位にあがってくるポイントは【強度や着け心地】が多いです!
今回は強度や着け心地を重要視する方に是非おすすめの鍛造製法についてご説明いたします。
鍛造製法って?
鍛造とはまさに字のごとく『鍛えて造る』方法で、金属をハンマーなどで叩いて圧力をかけ婚約指輪、結婚指輪をつくる製法です。何度も強い圧力を加える鍛造製法でつくられる高密度のリングは一生着けてもゆがみにくい耐久性に優れています。内側から伸ばして作っていくことによって、内側が滑らかになり、丸みを帯びた仕上げになります。そのため指通りが良くなり、するっと指にフィットする気持ち良さがございます。鍛造製法の中にも2種類の製法がございます。
伝統的な鍛造製法
金属の塊を叩いたり、伸ばしたりして棒状にしたものを曲げて指輪を作る鍛造方法です。熱して柔らかくした金属が鍛えられ、引き締められながら徐々に成形されていきます。この鍛造製法は多くの手間と職人の経験や技量が必要とされる方法です。この技法は刀づくりなどにも用いられる長い歴史を持つ伝統的な技法です。
プレス・削りだしによる鍛造製法
金属をプレス機にかけて高圧で圧縮し、塊にしたものを機械で丸く打ち抜いたり、切削機で削り出したりして指輪を作る方法も鍛造製法です。第一次世界大戦のときにドイツで出来た技法です。戦地に向かう軍人さんたちが祖国に残す愛する人と同じ指輪を着けていける耐久性を持った鉄の指輪を作ったことがきっかけの技法です。この技法は自動車などの機械部品を作る工程を応用して制作される場合もあります。
結婚指輪には主にこの「プレス・削りだしによる鍛造製法」が主に使われています。鍛造作りのリングは密度が高く、気泡が残らないためかなり強度の良い指輪を作ることができます。鋳造の指輪との強度を比べると、2~4倍といわれています。ただ、職人の手でひとつひとつ作り上げていくため複雑なデザインを作るのは難しく、製作に時間がかかるのも事実です。