「心太」と書いて
ところてんと読みます。
ところてんの歴史は古く、正倉院の書物の中にも登場するそうですので、奈良時代には既に日本で食べられていたようです。
暑い日に、ひんやり冷たいところてん、美味しいですよね。
ところで、皆様はところてんはどんなタレで召し上がりますか?
両親は京都出身で、祖母は東京に住んでいた事もある私の生家では、その時の気分で、黒蜜で食べる事もあれば、さっぱりと酢醤油やポン酢で食べる事もあり、お餅をあんや醤油で食べるように、ところてんも時々で好きなように食べるものとの認識がありました。
ところが、大阪生まれ大阪育ちの友人は、ところてんは黒蜜が当然!酢醤油なんてありえないと言うではありませんか!?
gardenのスタッフも出身地は様々なので、聞いてみましたら、黒蜜派は大阪を中心とする関西の人だけで、あとは圧倒的に酢醤油、または三杯酢で食べるとの事でした。
どちらかというと、黒蜜で食べるところてんは、おやつ。酢醤油で食べるものは、おかずの一品になるようで、これもまた興味深い発見でした。
海藻の一種、テングサから作られるところてんは、非常にローカロリーですので、ダイエットにもピッタリです。豊富に含まれる食物繊維が、腸内環境を整え、善玉菌を増やしてくれますので、便秘解消にも◎
また、カリウムやカルシウムなどのミネラルも豊富に含まれるので、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出したり、丈夫な骨を作る助けになるなど、嬉しい事もたくさんあります。
黒蜜さん、酢醤油さん、どちらも美味しいので、ぜひ両方を味わってみて下さいね!